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STANLEY'S Message
2018/01/29

ソファの基本編 その3 張地

ブログ

  ソファの基本編 第3段です。

 今回のテーマは、張地です。

 よくあるのは、A~Dランクの中からお選びください!!というものです。

 張地はどのような物があるでしょうか?

 1)布地

 2)本皮革

 3)合成レザー(合皮、ビニールレザー)

 この3つに大別できるのではないでしょうか???

1)布地

 

  布地に関してですが、これを大別すると2種類に分けられます。

 天然素材と化学繊維の2つに分けられます。

 A)天然素材

   コットン(綿)、リネン(麻)、ウール、シルクなどです。

   シルクは椅子張りには不向きです。

   その他、ビスコース(レーヨン)も天然素材に含まれます。

   利点は、肌触りが良く、発色が綺麗だというところです。

   微妙な色合いの布地があります。

   欠点は、化繊に比べますと強度が劣り、退色があります。

 B)化学繊維

   ポリエステル、アクリル、ポリプロピレンなど。

   利点は、天然素材に比べると強度があり、退色も少ないことです。

   また最近、撥水、汚れ防止、汚れが落ちやすい、引っかきに強い

   などの機能を持った物が発売されております。

   欠点と言うか、、違いは、天然素材に比べると硬いものが多く

   (中にはやわらかいものもあります)、発色のニュアンスが異なります。

   化繊も天然素材に近いものも最近は発売されています。

 

 布地に関してですが、スタンリーズの取り扱う布地に関する情報をお知らせします。

 全世界のファブリックスを取り扱っております。国別にお知らせいたします。

 海外のメーカーですと歴史的にみて150年続いているメーカーなど、クウォリティ

 は、国産にはかなわないものが多々あります。文化の差を感じます。

 各ブランドをクリックするとイメージ画像が表示されます。

 気になるブランドをクリックしてみてください。

A)イギリス

Sanderson,

WilliamMorris

Scion

Kirkbydesign

Romo

NinaCambell

Osborne&Little

DesignersGuild

JaneChurchill

Harlequin

B)フランス

PierreFrey

CasaMance

ManuelCanovas

Lelievre

Braquenie

Elitis

 

]

C)イタリア、ドイツ、ベルギー

Wind

Rubelli

Sahco

Kieffer

Libeco

D)アメリカ、タイ、デンマーク、オランダ,オーストラリアなど

Kravet

JimThompson

Kvadrat

Eijffinger

Warwick

 

すべてを紹介出来ませんが、全世界には色々なファブリックスのメーカーがあります。

伝統的な柄だったり、奇抜なデザイン、配色だったりかなり奥が深いです。

2)本皮革について

 本皮革ですが、大別して2種類かと思います。

 a)ウレタン塗装をした顔料革、耐水性、耐色性がある

 比較的メンテナンスが楽な革です。弊社Dランクのものです。

   b)染料革、、、染料だけの物と、染料で染色してトップコートをかけて

  ある物があります。アニリン革、セミアニリン革と呼ばれているもので

  色が退色して、傷が付きやすく、耐水性もありませんが、本来の革の

  風合いがあり、使い込んでいくと革独特の味がでる革です。

 

3)合成皮革、ビニールレザー

  合成皮革、、、成分がポリウレタンで、表面に薄い皮膜が貼られているもので、

         水分は衝撃に弱く、はじめは革らしいのですが、革に比べると

         強度は半分以下です。

  ビニールレザー;成分は塩化ビニールで、表面が硬く、水吹きとか手軽に出来るので、

          ファミリーレストラン、ファーストフード店でよく使われているものです。

 

病院の待合ソファです。

 

以上です。

 

スタンリーズでは、1万数千種類の張地サンプルの中よりお選びいただけます。

世界の素晴らしいファブリックスの中から、あなたのお好みに合った

1品をお選びください。

部分的な張りわけ、パイッピングのコンビネーションもお好みに応じて

対応いたします。オリジナリティのあるソファをお作りください。

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