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納品事例
2018/05/19

大正時代のソファ張替え、ジャパニーズビンテージソファ張替えします。

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 1)大正時代のソファセットの張替え

  ご両親より引き継いだソファセットの張替えです。

  思い出の詰まったソファですが、どうしても座り心地がしっくり来なく

  座りやすいソファに改良してから張替えをして欲しいとの依頼でした。

 

 このソファですが、、問題点が数点ありました。

 1度張り替えた形跡があります。

 1)張り替えた時に補充したクッションが現在にはフィットしないもので

 かなり座面がぐちゃぐちゃで波をうっていました。

 2)昔のソファのわりには、奥行きが深く、座られる方が小柄な方なので

 サイズ的に無理がありました。

この2点を改良してから張替えました。お客様のご希望で布地を張り替える前に

試し座りをしたいとのことで、クッション材を交換してバランスを取った段階で試し座り

をしてもらい確認後、布地を張り込みました。

改良点

1)座面のクッションを弾力のあるものに交換しました。

2)背中の厚みをかなり出し、座る奥行きを狭くしました。

3)背中の3分割に割れているところが好みではないとのことで、くぼみをなくし

 シンプルなデザインに変更しました。

 張り方のもっともシンプルな形に変えました。

4)肘の塗装のはがれを補修しました。新しくなり過ぎないように、

  ビンテージ感のあるナチュラルな塗装にしました。

 

 張地はオーストラリアのワーウィック社のJarvis のPurchimentを使用しました。

 とてもナチュラルなソファに変身しました。

 以前はベルベットで重い感じでした。

 爽やかな感じになり、お部屋も明るくなった感じがします。

 

 思い出のあるソファ、おじいちゃんが使っていたレトロなソファ、、ご両親の

 使っていた応接セットなどをリメイクして使うのはいかがでしょうか??

 レトロモダンなソファに生まれ変われば、まだまだ現役で使えます。

 昔のソファのほうが作りがしっかりとしています。

 

  どうか、、、簡単に捨てるのは止めてください。。。。

 

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